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Supabase の Postgres 14 サポート終了は 2026-07-01|自動アップグレード前に確認すべきこと

Supabase が 2026-07-01 で Postgres 14 のサポートを終了します。自動アップグレードの条件、停止リスクがある非対応拡張、想定ダウンタイム、移行前チェックを実務向けに整理しました。

公開: 最終確認: 2026年5月26日
最終確認: 2026年5月26日 根拠: 4件の公開情報 確認メモを見る 編集方針
Supabase の Postgres 14 サポート終了と移行判断のイメージ

先に結論

Supabase を本番で使っているなら、まず確認すべきは価格や新機能ではなく、まだ Postgres 14 が残っていないかです。

Supabase は 2026-07-01 で Postgres 14 のサポートを終了します。期日までに残っている project は自動アップグレード対象です。非対応拡張があると project pause になり、トラフィック停止の可能性があります。

今やることはシンプルです。

  • project が Postgres 14 か確認する
  • 非対応拡張を洗う
  • downtime を置ける時間を確保する
  • Postgres 17 でアプリが動くか先に試す

放置せず、手動で準備して上げたほうが安全です。

何が変わったのか

Supabase は 2026-05-12 の changelog で、Postgres 14 のサポートを 2026-07-01 に終了すると案内しました。

この告知で重いのは、単に古いバージョンが非推奨になるだけではないことです。7月1日時点で Postgres 14 の project は、自動で最新 Postgres へ上がる前提になっています。

ただし例外があります。Postgres 17 で使えない拡張が残っていると、自動アップグレードできません。その場合は project が pause され、リクエストをさばけなくなる可能性があります。

先に見るべき危険箇所

一番先に見るべきなのは拡張です。Supabase が changelog で明示しているのは次の5つです。

  • timescaledb
  • plv8
  • pls
  • plcoffee
  • pgjwt

これらは Supabase 上の Postgres 17 では使えません。SELECT * FROM pg_extension; か Extensions dashboard で、いま何が入っているか確認できます。

特に pgjwt は、明示的に使っていないつもりでも古い project では入っていることがあります。使っていないなら外せるかを早めに見たほうが安全です。

downtime は想像より軽いこともあるが、ゼロではない

upgrade はオンラインで無停止という話ではありません。Supabase は changelog で、小規模 DB なら約15分、大規模 DB なら1時間以上 の停止目安を出しています。

upgrading docs では in-place upgrade の目安として 約100MBps も案内されています。実際の所要時間は compute size や disk 構成で変わるので、本番時間帯に楽観で流すのは危険です。

先に downtime window を確保し、影響の少ない時間帯で実施したほうがいいです。

拡張以外で見落としやすい点

拡張以外にも、移行前に見ておきたい論点があります。

logical replication は自動で維持されない

upgrading docs では、logical replication の replication slot は upgrade 後に保持されないと案内されています。

CDC や外部同期を組んでいるなら、upgrade 後に slot を作り直す前提で作業手順を組む必要があります。

custom role の md5 password は移行が要る

Supabase 管理下の role は upgrade 中に scram-sha-256 へ寄せられます。自分で作った custom role は別です。

docs では、custom role の password を自分で更新しないと、upgrade 後に接続できなくなる可能性があると案内しています。運用用ユーザーや BI 接続用 role を作っているなら、ここも棚卸し対象です。

先に Postgres 17 でアプリを試したほうがいい

Supabase 自体も、新しい Postgres 17 project で既存アプリの互換性確認を勧めています。

SQL の挙動、拡張の置き換え、外部連携、監視周りまで含めて、先に別環境で確認しておくほうが事故を減らせます。

いますぐやるチェックリスト

作業を短く言うなら、次の順です。

  1. Dashboard で Postgres version を確認する
  2. pg_extension と Extensions dashboard で非対応拡張を洗う
  3. logical replication と custom role の有無を確認する
  4. 低トラフィック時間帯の downtime window を押さえる
  5. 別環境で Postgres 17 互換を試す
  6. 7月1日を待たずに手動 upgrade する

この順なら、後から「pause 条件を見落としていた」「接続ユーザーだけ落ちた」を減らしやすいです。

Supabase を使い続けるべきか迷うなら

今回の話は、Supabase が危ないというより、定番 BaaS でも運用期限は必ず来るという話です。

backend 自体を見直すなら、AIエージェント時代のbackend比較記事 も参考になります。ただ、今回の期限対応で先にやるべきなのは乗り換え検討より既存 project の棚卸しです。

まとめ

Supabase の Postgres 14 サポート終了で一番危ないのは、期限そのものより 自動アップグレードに任せれば大丈夫だろうと考えること です。

非対応拡張が残っていれば pause の可能性があります。logical replication や custom role も、放置すると upgrade 後に効いてきます。

やるべきことは難しくありません。Postgres 14 かどうかを確認し、拡張と接続方式を洗い、downtime を押さえたうえで手動 upgrade を進める。それが 7月1日を安全に越える最短ルートです。

最後に確認すること

先にやるべきは比較ではなく棚卸しです。Postgres 14 か、非対応拡張がないか、downtime をどこに置くかを確認し、問題がなければ 7月1日を待たずに手動で upgrade するのが安全です。

向いている人

  • ・Supabase を本番運用していて、Postgres 14 のまま残っていないか急ぎで確認したい人
  • ・非対応拡張や downtime を含めて、7月1日までの移行計画を短時間で整理したい開発者
  • ・Supabase を使い続ける前提で、Postgres 17 移行の実務リスクだけ先に押さえたいチーム

避けたい人

  • ・まだ Supabase を使っておらず、一般的な BaaS 比較だけ見たい人
  • ・期限や停止条件を見ずに、自動アップグレードに任せれば十分だと思っている人
  • ・拡張や custom role を使っていない前提で、全プロジェクトが同じ手順で済むと考えている人

確認メモ

根拠、確認日、まだ扱っていない範囲を本文の後ろにまとめています。

編集方針を見る

確認日

2026年5月26日

確認ソース数

4件

編集責任

@best-ai-service-editorial-review

研究責任 @best-ai-service-research / 編集責任 @best-ai-service-editorial-review

Verification links

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official announcement reviewdocs cross-checkinternal link review

確認した公開情報

  • official changelog
  • official docs

比較観点

  • migration urgency
  • downtime clarity
  • extension compatibility
  • operational risk

まだ扱っていないこと

  • • 個別 project ごとの正確な downtime
  • • 拡張ごとの代替実装コスト